合縁奇縁』(あいえんきえん)。 男女、夫婦、友人などの仲(なか)で、気持が通じ合(あ)うのも合わないのも、みな縁(えん)の不思議(ふしぎ)なはたらきによるものであること。「縁(えん)は異(い)なもの」も同じような意味。

『秋葉山から火事』 。火災予防の神である秋葉神社(静岡県) から火事を出す不始末(ふしまつ)をいう。人を戒(いまし)めながらあやまちを犯(おか)すことをいう。

『悪縁契り深し』(あくえんちぎりふかし)。 悪い縁(えん)ほど結(むす)びつきが強く、離(はな)れようとしてもなかなか離れられないのだということ。同じ意味に、腐(くさ)れ縁は離れず。悪女の深情(ふかなさけ)。醜女(しこめ)の深情け、などがある。

『阿羅漢』(あらかん) 。サンスクリット語(インドの昔の言葉)の「アルハン」の音写で応供(おうぐ)・応(おう)と訳(やく)す。@尊敬されるべき人。A修行者の総称(そうしょう)。B仏のこと。仏の十号(じゅうごう)の一つ。C小乗(しょうじょう)仏教における最上(さいじょう)の聖者(せいじゃ)のこと。

『安心立命』(あんじんりつめい)。 天命(てんめい)の帰(き)するところをよく知って、心をそこに落ちつけ、どんなことにも心の平安(へいあん)を乱(みだ)されないこと。「あんじんりゆうみょう」 とも読む。

『案(あん)ずるより生(う)むが易(やす)し』 。出産(しゅっさん)は気がかりなものだが、心配(しんぱい)していたより容易(ようい)にすむことから物事はいざ実行してみると、事前(じぜん)に心配していたよりは案外たやすくできるものだというたとえ。いろいろ思い悩むより、まずやってみよ、道はひらけるものだという教え。