『法燈』(ほうとう)。仏法(ぶっぽう)を世の闇(やみ)を照らす燈明(とうみょう)にたとえた話。「ほっとう」とも読む。

『法然』(ほうねん)。浄土宗(じょうどしゅう)の開祖(かいそ)。長承(ちょうしょう)二年(1133)生まれ。建歴(けんりゃく)二年(1212)>一月二十五日、80才で遷化(せんげ)。

『法力』(ほうりき)。教(おし)えの力。仏法(ぶっぽう)の功徳(くどく)。仏法修行の結果、得(え)た力。

『法輪』(ほうりん)。仏の教えが他に転(てん)じて伝(つた)わるのを輪(わ)にたとえたもの。真理の輪(わ)。真実の教え。仏および仏教の象徴(しょうちょう)。

『菩提』(ぼだい)
@さとり。
A崇高(すうこう)な開悟(かいご)。
Bさとりを開いた場所。
Cさとりの境地。
D仏道(ぶつどう)の意味。
E俗(ぞく)に冥福(めいふく)の意味。

『発心』(ほっしん)。求道(ぐどう)の念(ねん)を起こすこと。菩提心(ぼだいしん)を起こすこと。

『仏』
@ブッダの和名(わめい)。
A俗(ぞく)に死者、またはその霊を「ほとけ」とよぶのは、仏教の信仰では、一切衆生はみな仏性(ぶっしょう)をもっていて、 死者はすべて命の根源である無量(むりょう)なる命としての仏に帰(き)すると考えるからである。
B上座部(じょうざぶ)ではブッダ一仏(いちぶつ)思想で、釈迦(しゃか)の滅後(めつご)はたゞ教えだけが残されていると考え、戒(かい)を守り智恵(ちえ)を得(え)ることに主眼(しゅがん)が置かれる。これに対し、大衆部(だいしゅうぶ)では、ブッダの滅後(めつご)、その信奉(しんぽう)、追慕(ついぼ)の情はやがて宗教的偉人崇拝(いじんすうはい)の傾向(けいこう)をたどり、ブッダの超人性(ちょうじんせい)を考えるようなり、この思想は大乗仏教(北方仏教)に受け継(つ)がれ、いろいろな立場から論(ろん)ぜられるようになった。

『仏の十号』(ほとけのじゅうごう)。ブッダという呼び方に十種類ある。
@如来(にょらい)。修行を完成した人。理想的な人格者。
A応供(おうぐ)尊敬される人。供養されるべき人。
B正遍知(しょうへんち)正しく悟った人。正しい普遍的(ふへんてき)な智恵を究(きわ)め尽(つ)くして知らないことのない状態をいう。
C明行足(みょうぎょうそく)智恵と修行を完全に具足(ぐそく)している人。修行完成者のこと。
D善逝(ぜんぜい)悟りの世界へ行ける人。幸福な人。
E世間解(せけんげ)。知世間(ちせけん)ともいう。世間を熟知した人。
F無上士(むじょうし)この上ない人。最上の人。
G調御丈夫(じょうごじょうぶ)。荒馬(あらうま)に鞭(むち)をあてゝ調練(ちょうれん)するように、煩悩(ぼんのう)の心を制御(せいぎょ)する達人。人間を調教(ちょうきょう)する人。
H天人師(てんにんし)世界の人々の教師。
I仏世尊(ぶつせそん)仏は悟った人。世尊(せそん)は世(よ)に尊重(そんちょう)される人。

『本尊』(ほんぞん)
@本師(ほんし)・本仏(ほんぶつ)ともいう。供養し、礼拝(らいはい)する対象(たいしょう)となる尊像(そんぞう)。
A脇侍(きょうじ)や眷属(けんぞく)と区別する場合には、中尊(ちゅうそん)ともいう。
B一堂宇(いちどうう)において供養される尊像(そんぞう)中(ちゅう)の主(しゅ)たるもの。
C根本(こんぽん)として尊崇(そんすう)するもの。