か〜け

『戒名』(かいみょう)。 日蓮系(にちれんけい)の各宗派(かくしゅうは) では「法号(ほうごう)」という。元来(がんらい)は師(し)から戒(かい)を受けて仏教者となった者に与(あた)えられるもの。現在は、死者 (ししゃ)を成仏(じょうぶつ)させるために「没後作僧(もつごさそう)」、 つまり葬式のときに受戒(じゅかい)させ、仏弟子(ぶつでし)として追善(ついぜん)するのが一般化(いっぱんか)したものである。

『戒律』(かいりつ)。 人間完成への修行生活の規則。僧団(そうだん)の規律(きりつ)。

『勧請』(かんじょう)。 諸仏(しょぶつ)がおいでになることを請(こ)うこと。ブッダが悟(さと)りをえたとき、その内容(ないよう)を大衆にすべて教えてくれるよう梵天王(ぼんてんおう)が、ブッダに願(ねが)ったのが始(はじ)まりといわれる。

『帰依』(きえ)。 サンスクリット語「ナ−ム」の訳(やく)。「南無(なむ)」のことで、依(よ)りどころとし、信仰(しんこう)すること。

『喜捨』(きしゃ) 。清らかな心で喜んで自分のものを捨(す)てること。自(みずか)ら進んで寺に寄進(きしん)し、あるいは貧しい人に施(ほどこ)すこと。

『空』(くう)。 @うつろ、またインド数学ではゼロ(〇)を意味する。Aもろもろの事物(じぶつ)は因縁(いんねん)によって生(しょう)じ、固定的実体(じったい)がないということ。縁起(えんぎ)していること。Bむなしいこと。C虚空(こくう)のこと。D限(かぎ)られた空間。E虚空無為(こくうむい)のこと。F(宇宙が)破壊(はかい)されたまゝであること。などの意味がある。

『空海』(くうかい) 。弘法大師(こうぼうだいし)。真言宗(しんごんしゅう)の開祖(かいそ)。寳亀(ほうき)五年(774)生まれ。承和(しょうわ)二年(835)三月二十一日、62才で遷化(せんげ)。

『功徳』(くどく) 。@よい性質(せいしつ)。A福徳(ふくとく)。善(よ)いこと。B幸運(こううん)の原因。

『供養』(くよう)。 @仏(ぶつ)・法(ぽう)・僧(そう)の三宝(さんぼう) に帰依(きえ)してたゝたえること。A奉仕(ほうし)すること。Bいろいろな物 を供(そな)えて回向(えこう)すること。

『偈』(げ)。 経典(きょうてん)などの中で、詩句(しく)のかたちでまとめたもの。

『解脱』(げだつ)。 修行によって輪廻(りんね)から抜(ぬ)け出すこと。悟(さ と)りの境地(きょうち)。

『結縁』(けちえん)。仏道に縁(えん)を結ぶこと。修行を始めようとすること。

『血脈』(けちみゃく) 。師から弟子(でし)への受戒(じゅかい)の系譜(けいふ)。世間の家系図(かけいず)に同じ。

『乾坤一擲』(けんこんいってき)。 運命をかけて、のるかそるかの大勝負をすること。乾坤(けんこん)は天地のことで、それをいっぺんに投げ出す意。